長崎中材業務研究会

『 中材業務における質の向上と日常での不安や疑問点の解決の場所を提供する 』をもとに、セミナーを通じて皆さんと学び、意見・情報交換を行いたいと思っています。

感染管理認定看護師への道11

こんにちは峯です。
早いもので実習5週間のうち2週間を終えてしまいました。
あと3週間しかないのに、自分が自施設に帰りやるべきことを明確にし、感染管理活動を行なうための能力を養えるか心配になってきています
とにかく今は実習施設を見て、学んで、吸収して、自分とこでどうしようか考えるしかありません。頑張るしかないです。
 
さて、私が実習でお世話になっている病院は500床弱の総合病院で、当院より倍以上大きいです。今の病院でしか働いたことのない私にとっては大病院で、最初は迷いそうになりました(迷った)。
実習指導者さんは現在は専従の感染管理認定看護師の方ですが、活動時間0時間から始まって兼任→専従へと活動の幅を広げてきた方です。私は自施設に戻れば一人目の感染管理認定看護師であり、どう活動して行けばよいかだけでなく、その活動範囲の広げ方の御苦労やノウハウを特別にお話いただいています
 
実習では7つの計画書の項目に沿って目的・目標が設定されています。
見学だけではなく実践もかなりあります。
サーベイランスは、私は消化器外科病棟におけるSSIサーベイランスを実施中です。積極的・前向きサーベイランスを行わなくてはなりません。自分で足を運んで毎日観察します。
消化器外科病棟の回診に同行させていただき自分の目で見て傷の観察をします。
カルテからも、情報収集するのですが、電子カルテ・・・・・ 初めての経験で全く分からず、最初の1週間は近くにいる看護師さんに声かけまくりいろいろ教えていただきました。感謝です。
 
そうそう、この病院の方々ですが、実習指導者さんをはじめ院長先生もスタッフも心優しい方ばかりです。よく話しかけられるし、話しやすい方ばかり。大きい病院なのにアットホームな感じ(会議も和やかな空気がある)を受けます
私がちょっと話すと「どこからきました?地方の方ですか?」などとすぐに長崎がバレてしまいます。標準語をできるだけ使っているつもりなのに・・・・・。でもコミュニケーションのよいきっかけです。
 
さて、先週はICUの皆様対象に指導プレゼン(実習最大の山場といわれる)を行いました。
手指衛生の直接観察(WHO推奨5つのタイミング)を行い、その結果をフィードバック及び提案を行いました。
かなり前から準備したつもりなんですけど・・・やっぱり準備・練習不足でした。指導プレゼンは難しいです。
暗記しておく、前を向いて話す、理解度を確認しながら進める、なんてのは当たり前です。(これも難しいですが・・・)
ラーナーが必要な内容か?この部署でなぜこの指導が必要か?より実践に近い内容でイメージしやすく伝えられるか?→このあたりが十分できませんでした 
やはり準備と練習大事ですね。準備の段階では、その部署の特徴をとらえておく必要があります。特徴に合わせた内容にすることでラーナーがぐっと近づきます。自分たちの問題であると認識できます。どうせやるのなら、意味のある勉強会にしたいですからね。こんなことに気づかされた指導プレゼンでした リベンジしたい
でも、指導プレゼン、ダメダメばかりじゃなかったですよ 実習指導者さんと教官から内容はともかく、プレゼンは上手とお褒めの言葉を頂きました(励ましかもしれないですが・・・)
 
さて、こんな実習生活を送っていますがあと実習もあと3週間になりました。記録物もどっさりあるのですが、はかどりません  ホントはブログやってる場合じゃあ無い
明日はいよいよ中央材料室の見学です。また明日から頑張るぞ