長崎中材業務研究会

『 中材業務における質の向上と日常での不安や疑問点の解決の場所を提供する 』をもとに、セミナーを通じて皆さんと学び、意見・情報交換を行いたいと思っています。

感染管理認定看護師への道23

お久しぶりです。 認定試験の結果待ち中で落ち着かない峯です
 
さて、早いもので認定試験から1か月がたとうとしています。試験終了後、気になっていたところを調べ直し、いくつかの間違いに気付き…落ち込んだりしています
先日は「認定試験に落ちた夢」を見てしまいました 起きてすぐ「夢逆様!」と3回唱えました。
その翌日、素足でナメクジを踏み潰しました 感触は「ぷちっ!」って感じです 「なんで畳の上に居ると
もう悪いことは終わりにしてほしいものです…
発表までは、みんな落ち着かない日々が続くのでしょうね あと2週間足らずで発表です。
 
落ちても受かっても、私たちCNIC7は感染管理の専門家 活動はやっていかねばなりません。
私も試験が終わり、少しずつ活動開始しています。以下に少しご紹介を…
 
手術室環境整備の見直し
全てのME機器が定期的(週1回)に清掃できるよう手順書・一覧表を作成し、職員に指導を行いました。高頻度接触部位はこれまで通り毎日行います。
術前剃毛の廃止
当院では手術に支障のあるほどの剛毛がある場合は、手術前日にサージカルクリッパーによる除毛を行っていました。せっかくならば、リスクの少ない手術の直前に除毛したほうが良いので、手術室に入室後麻酔がかかってから主治医に除毛指示を受け、必要な場所だけ除毛することに変更しました。(コロコロが大活躍!)
術前及び術中追加抗菌薬の適正使用に向けての取り組み
これが一番大変でした。 当院では術前抗菌薬の投与時間が早すぎることが発覚。 そこで、ICTに議題として持ち込み適切な時間に投与できるよう案を作成。 整形外科医師に説明に行き、ICCに報告し、師長会で説明を行い、掲示用のポスターを作成。 何とか適切な投与(時間ですが)が実現したところです。
・バックバルブマスクの処理方法変更
これまでは各病棟単位で使用後に処理され(処理方法は不明)ていましたが、汚染があり適切に処理されていない可能性がありました。 バックバルブマスクは呼吸器関連器材なのでセミクリティカルの高水準消毒以上に分類されると思います。しかし当院は、何年か前に病棟のグルタールアルデヒドを一斉廃止していました。 そこで、中材による中央処理にすることに。 院内すべてのバックバルブマスクを調べたら、5種類もありました。幸いにもすべての機種がAC可能であったためAC滅菌することに。
 
あとは、EOガスがどこまで浸透するのか、エスマルヒや塩化ビニル製のチューブなどいろんな素材を使って(クラス5のCIで)実験し、ひそかにデータを集めています。
また今週は、SBバックの基本的な取り扱い方法として、感染管理の視点を踏まえ、病棟に出張研修に行きます。(指導開始)
 
こんな感じで、ボチボチやっています。
 
そうそう!!! 神戸研修センターのホームページの感染管理認定看護師教育課程の欄の、7期生からのメッセージを私が書くことになりました。CNIC7の皆様、もっと他に適任者がいるはずですがすみません私で…。この文章力の無い頭で、頑張って書いています。 今日、久しぶりにT先生の添削が入った原稿が帰ってきて、とっても神戸を懐かしく感じました さすがT先生鮮やかな校正でした。パラグラフごとに内容がまとまっていなかったり、文中に主語が二回出てきたりと、きっとT先生は吐き気がしたに違いありませんが、優しくコメントしていただきました 訂正して、再提出いたします。
 
では、次の回は 結果発表!になると思いますが、どうなることか… 恐怖です