長崎中材業務研究会

『 中材業務における質の向上と日常での不安や疑問点の解決の場所を提供する 』をもとに、セミナーを通じて皆さんと学び、意見・情報交換を行いたいと思っています。

カイザー先生の講演を受けて

こんばんは
長崎県南中材業務研究会の峯です。
 
さて、先日4日(土)は伏見先生と、カイザー先生の講演会でしたね。
私は、講演会そのあとの懇談会にも参加させていただきました。
 
伏見先生の講義は私は初めてお聞きしましたが、とてもわかりやすく、日ごろの業務にあった内容でした。伏見先生が懇親会の時におっしゃっていましたが、「実際の業務に携わり、実際にに自分でいろいろな検証をしているから、みなさんにわかりやすく伝えることができるし、みなさんの知りたいことが分かる」とのことでした。なるほど。しかし、あの酵素系洗浄剤のスライドにはびっくりでしたが、当院でも一番洗浄力が悪いとされている洗浄材を使用していることが分かり、とてもショックでした・・・これからなんとかしていかなければ・・・課題は増えるばかりです。
 
カイザー先生のお話は相変わらずとても理論的で、滅菌機を科学的に物理的に考えることができました。日ごろ業務しているとめったにそんなこと考えないので、良い機会となりました。でもやっぱりカイザー先生の良いところは、私たちの素朴な疑問にもいやな顔一つせずこれまた理論的に答えてくださるところです。懇親会では、少しづづ径の違う管状器材を重ねて滅菌したほうが良いのか?濡れた器械を滅菌するとどうなるか?など質問し、また丁寧に教えていただきました。
 
懇親会への参加者は少なかった(15名ぐらい)ですが、おいしい料理を囲んで、有意義な情報交換ができました。何よりあんな著名な先生方とご一緒できたことが一番うれしかったです。