★第36回セミナーおよび第4回九州地区滅菌同好会合同講演会開催のお知らせ
○第36回セミナーおよび第4回九州地区滅菌同好会合同講演会開催のお知らせ
※今回はFOSS研鑽会様・SSみやざき様との合同講演会です。
テーマは『洗浄方法と洗浄評価について』です。
参加申し込みは下記のイベント詳細よりお手続きをお願いいたします。
イベント詳細 | 第36回長崎中材業務研究会セミナーおよび第4回九州地区滅菌同好会合同講演会 (eventpay.jp)
≪注意≫お申込み完了後に自動配信メールがイベントペイより届きますが、届いていない場合は迷惑メールの確認をお願いいたします。それでもメールが届いていない場合は、ご入金をせずにもう一度お申し込みをいただくか別のメールアドレスでお申し込みください。自動配信メールが届いていない場合は当日のZoomのURLが配信されませんのでご注意下さい。返信メールが届いていない場合ご入金前であれば、そのまま放置で自動キャンセルとなります。
本研修会はお申し込み受付後のキャンセルはお受けできません。内容をご確認上、申し込みください。なお10月24日(月)までオンデマンド配信を行っていますので当日都合がつかない場合はこちらをご利用ください。
第36回セミナーおよび第4回九州地区滅菌同好会合同講演のご案内
6月にお知らせしていました第36回長崎中材業務研究会セミナーおよび第4回九州地区滅菌同好会合同講演会を10月22日(土)を開催します。コロナ禍となり、長崎中材業務研究会としてもセミナーを開催ができず、新しいことを発信することも皆さまと一緒に学ぶことできずにいました。今回はWeb開催ですが、皆さまの参加をお待ちしています。※正式なご案内は当研究会ホームページ上で9月上旬を予定しています。もうしばらくお待ちください。
今回のテーマは『洗浄方法・洗浄評価について』です。
一般演題では、「私の施設の洗浄方法・洗浄評価」と題して宮崎・福岡・長崎の方々に発表していただきます。また山下医科器械株式会社の田中亮一先生、サクラ精機株式会社の清水俊明先生にご講演いただきます。詳しくは下記の案内をご覧ください。
お知らせ(セミナー開催予定)
研修会のお知らせ
研修会のお知らせです。
FOSS研鑽会第117回研修会のお知らせ
開催日時は2022年5月21日(土)13:00~16:00でZoomによるオンデマンド配信です。
気になる方はFOSS研鑽会さまのホームページにて確認してください。
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久しぶりの投稿です。
久しぶりの投稿です。
長崎中材業務研究会も新型コロナウイルス感染拡大により
お休みしていました活動を令和4年度より再開しました。
長崎中材業務研究会やその他の研修会の情報など、こちらから
発信していきたいと思っています。
引き続きよろしくお願いいたします。
(重要) 2020年開催予定のセミナーは中止とします。
新型コロナウイルス感染症に伴い、今後の活動について役員と協議を行い、今年中のセミナー開催については中止することと決定しました。
セミナーの再開につきましては来年以降、状況をみながら慎重に再開の時期を探りたいと思います。ご理解いただけますよう、宜しくお願いします。
なお、医療機器学会も今年の全国大会は見合わせ、オンデマンド配信による大会開催となっております。今年は様々な研修やセミナーの開催が中止されていますので、学びの場として医療機器学会のオンデマンド配信をご活用いただければと思います。
滅菌技士/師の単位取得も出来ます。
学会大会
http://www.jsmi.gr.jp/connection/
医療機器学会
第35回セミナ 洗浄評価結果
第35回セミナーにて、各ご施設で使用されている器械を持参頂き、実際にクーマシー法を用いて洗浄判定しました。ご協力頂き誠に有難うございました。結果を掲示しますのでご参考下さい。
(今回評価した器械)
検体番号(器械名) ・ 残留蛋白質量
2000(スタンチェ) ・ 46㎍
2010‐2(吸引嘴管) ・ 56㎍
2010‐3(吸引管) ・ 68㎍
2010‐4(髄核鉗子) ・ 51㎍
2010‐6(クーパー) ・ 22㎍
2010‐7(ダイヤモンド持針器) ・ 27㎍
2010‐8(眼科クーパー) ・ 検出限界以下(20㎍以下)
2010‐9(ペアン) ・ 27㎍
2020(リウエル) ・ 132㎍
2030(リウエル) ・ 134㎍
2040(ドベーキー) ・ 29㎍
2050(ペアン) ・ 23㎍
『メーカーより』
残留蛋白質量はすべての器材で許容値の200㎍以下の数値となりました。
多くの器材は目標値の100㎍以下となりました。
器材の形状が複雑な場合、残留蛋白質量が多くなる傾向がみられました。
『研究会所感』
洗浄評価判定ガイドラインでは許容値200㎍、目標値100㎍となっています。今回判定した器械は全て許容値以下の数値でしたが、2点の器械(リウエル)が目標値を超える結果となりました。目標値を下回るよう洗浄方法を見直すきっかけとなれば幸いです。
今回の結果から、鉗子や吸引管など、形状が複雑な器械が残留蛋白質量が多くなる傾向にあることが見えてきました。
連結部に残った組織片
上記のリウエルは今回のセミナーとは関係ありませんが、私の勤務病院で実際にあった洗浄不良例です。アミドブラック染色した後に気付いたため濃紺色となっています。特にリウエルは凹凸や連結部が多く閉じているため、組織片が残存しやすい構造の器械です。洗浄時は特に注意が必要です。
注意点
- 今回の洗浄評価は器材単品の評価となります。ご施設での実際の洗浄評価では、WD等洗浄機の規模や洗浄する器械・器材に応じて必要な検体数や評価方法は異なります。詳しくは、今回ご講演頂きました乾商事株式会社様にご相談ください。
文責:森野